○写真は左からお太鼓正面、前の柄、アップ、裏地です。
お品ものについて | |
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仕様 | オリジナル |
詳細 |
昭和初期ごろにつくられた上質な近江上布を洗い張りして、名古屋帯にお仕立て替えしました。 近江上布は、琵琶湖の東、彦根地方で室町時代から織られてきた伝統的染織品です。 天然の苧麻(ちょま)や手績み(てうみ)の大麻の糸で織られる近江上布はさらりとしてやわらかく、その質の良さから幕府への献上品にもなっていました。 透明感のある淡い白茶色の地に、焦茶色で織り出された井桁絣と織物の杼(ひ)を思わせる幾何学文様は素朴なかわいらしさが感じられ、 シンプルだからこそ素材のもつ凛とした力強さが伝わってきます。 何回も水をくぐり、時代を経て少しやわらかくなった麻の風合いも良く、 麻ならではの涼やかさが感じられます。 存在感のある帯はさまざまなお着物に品よく映えそうで、 長く飽きずにご愛用いただけるでしょう。 ●お薦めのシーン : 美術鑑賞、観劇、ご友人とのお食事やお買いもの、お稽古、近所にお散歩など ●お薦めの季節 : 初夏~初秋 ※色名は「日本の伝統色 和色大辞典」を参考にしています。 |
生地の状態 | おおむね良好です。 |
素材:表地 | 近江上布(洗い張り済みです。) |
素材:裏地 | 近江上布(表地と同じです。) |
巾 | 8寸2分(31.1cm) |
長さ | 9尺8寸(372.1cm) |
柄行き | 全通柄 |
商品番号 | HOH-2406-066 |