○写真は左からお太鼓正面、前の柄、アップ、裏地です。
お品ものについて | |
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仕様 | オリジナル |
詳細 |
昭和初期ごろにつくられた上質な八重山上布を洗い張りして、名古屋帯にお仕立て替えしました。 八重山上布は、沖縄県の八重山郡周辺で織られている染織品で、1989年には伝統的工芸品に指定されました。 天然の苧麻を原料として、手紡ぎ糸を使って丹念に織りあげられる八重山上布は、 さらりとして軽やかで、その質の良さから琉球王朝時代には貢布としても織られていました。 透明感のある淡い白茶色の地に、焦茶色で織り出された幾何学的な花文様は素朴なかわいらしさが感じられ、 シンプルだからこそ素材のもつ凛とした力強さが伝わってきます。 何回も水をくぐり、時代を経て少しやわらかくなった麻の風合いも良く、 麻ならではの涼やかさが感じられます。 存在感のある帯はさまざまなお着物に品よく映えそうで、 長く飽きずにご愛用いただけるでしょう。 ●お薦めのシーン : 美術鑑賞、観劇、ご友人とのお食事やお買いもの、お稽古、近所にお散歩など ●お薦めの季節 : 初夏~初秋 ※色名は「日本の伝統色 和色大辞典」を参考にしています。 |
生地の状態 | 所々にうっすらとした黄変が見受けられますが、おおむね良好です。 |
素材:表地 | 麻(洗い張り済みです。) |
素材:裏地 | 麻(表地と同じです。) |
巾 | 8寸2分(31.1cm) |
長さ | 9尺7寸(367.4cm) |
柄行き | 全通柄 |
商品番号 | HOH-2106-073 |