○写真は左からお太鼓正面、前の柄、アップ、裏地です。
お品ものについて | |
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仕様 | リサイクルの帯を洗い張りしてお仕立て直ししました。 |
詳細 |
昭和を代表する染織研究家、浦野理一氏が手がけた経節紬の帯を洗い張りして名古屋帯にお仕立て替えしました。 浦野理一氏は、小津安二郎映画の衣装担当や 雑誌「ミセス」の創刊にも携わるなど、着物を通じて日本文化の美を追求しました。 高度な技をもつ職人を工房に抱え、秀逸な紬織りや型染めなどを製作し、独自の美意識をあらわしてきました。 こちらは、浦野理一氏が長年こだわって制作してきた経節紬で、 さまざまな色糸を用いて縞文様が織りあらわされています。 経節紬は、織りあげるのが大変困難なため、現代ではたいへん稀少なものですが、 豊かな紬の表情からは、素材のもつ美しさを生かすことに力を注いだ浦野理一氏の心意気が伝わってくるようです。 真紅色や白色、緑色、藤紫色などが織り込まれた深みのある葡萄色の縞文様からは プリミティブな力強さと、モダンな趣きが感じられます。 さまざまなお着物を引き立てていただけそうな飽きのこないお色柄で、 長くご愛用いただけるでしょう。 ※裏地には葡萄色の絹紬を合わせました。 ●お薦めのシーン : 美術鑑賞、観劇、ご友人とのお食事やお買いもの、お稽古、近所にお散歩など ●お薦めの季節 : 春秋冬 ※色名は「日本の伝統色 和色大辞典」を参考にしています。 |
生地の状態 | たいへん良好です。 |
素材:表地 | 絹(洗い張り済みです。) |
素材:裏地 | 絹(洗い張り済みです。) |
巾 | 8寸2分(31.1cm) |
長さ | 9尺8寸(371.1cm) |
柄行き | 七通柄、手先に柄 |
商品番号 | HOH-2012-145 |