○写真は左からお太鼓正面、前の柄、アップ、裏地です。
お品ものについて | |
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仕様 | お仕立て直し |
詳細 |
昭和初期ごろにつくられた、さらりとした地風をもつ絹紬地の帯を洗い張りして、名古屋帯にお仕立て直ししました。
淡い卵色の地に、雲龍丸文様が型染めであらわされています。 龍は古くから天を司り雨を降らす水の神として崇められ、吉祥文様とされてきました。 絵筆でさらりと描いたような雲龍丸の意匠は、手描きのようなゆるやかなタッチにあじわいがあり、 とぼけたような龍の表情と相まって、小粋な遊び心が感じられます。 遠目から眺めると幾何学文様にも見える意匠も面白味があり、 淡い卵色の地に、藍色や枯色、芥子色といった江戸好みの抑えた色使いも洒落た雰囲気です。 紬や小紋など、さまざまなお着物にさらりと小粋に映えそうなお色柄で、 長くお楽しみいただけるでしょう。 ●お薦めのシーン : 美術鑑賞、観劇、ご友人とのお食事やお買いもの、お稽古、近所にお散歩など ●お薦めの季節 : 春秋冬 ※色名は「日本の伝統色 和色大辞典」を参考にしています。 |
生地の状態 | 若干のくすみが見受けられますが、おおむね良好です。 |
素材:表地 | 絹(洗い張り済みです。) |
素材:裏地 | 絹(表地と同じです。) |
巾 | 8寸1分(30.7cm) |
長さ | 9尺7寸(367.5cm) |
柄行き | 七通柄、手先に柄(ほぼ全通柄、繋ぎの生地は蜂蜜色の絹布を使用) |
商品番号 | HOH-2012-140 |