○写真は左から全体、アップ、裾です。
お品ものについて | |
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仕様 | リサイクル |
詳細 |
昭和中期頃につくられた、たいへん上質な宮古上布のお着物です。 宮古上布は、沖縄県の宮古島で昔から織られてきた伝統的な織物で、 昭和53年に国の重要無形文化財に指定されました。 苧麻(ちょま)の繊維を原料にして、糸の制作から染め、織りなどの全ての工程が手作業で行われるため、織り上げるにはたいへんな手間がかかります。 蝉の羽にも例えられるような軽さを持ちながら、丈夫で褪色しにくい生地質と、 ひんやりとした肌触りには定評があり、昔から最上級の織物として琉球王朝への献上品ともされていました。 こちらは、琉球藍のきりりとした濃藍色の地に、緻密な亀甲絣が織り出された宮古上布です。 緻密な亀甲絣はシンプルだからこそごまかしの効かない熟練の技が必要とされます。 織り上げられた布地を丹念に木槌で叩きあらわされる蝋引きのような独特の艶も美しく、 宮古上布ならではの上質感が漂います。 流行に左右されない意匠はさまざまな帯を引き立てていただけそうで、 長く飽きずにご愛用いただけるでしょう。 ※衿裏は絹絽です。 ●お薦めのシーン : 観劇や美術鑑賞、ご友人とのお食事やお買いもの、気さくなパーティ ●お薦めの季節 : 夏 ※色名は「日本の伝統色 和色大辞典」を参考にしています。 |
生地の状態 | 生地特有の若干の毛羽立ちはありますが状態は良好です。 |
素材 | 麻 |
身丈(※肩から測っています。) | 4尺2寸3分(160.2cm){ 身丈はだせません。} |
裄 | 1尺7寸(64.4cm){ 裄6分(2.3cm)だせます。} |
袖丈 | 1尺2寸9分(48.9cm){ 袖丈2分(0.8cm)だせます。} |
前巾 | 6寸3分(23.7cm){ 前巾4分(1.5cm)だせます。} |
後巾 | 7寸8分(29.6cm) |
商品番号 | HKI-2206-028 |